プーアル茶メーカーの紹介

プーアル茶の製茶メーカー

雲南省の製茶メーカーはおよそ四つのタイプに分けられます、一つ目は清の時代に作ったプーアル茶を朝廷に献上など栄光な過去を持つ、特定の地域の茶葉を拘って、今も昔のまま手作業で家族経営するダイプです。易武古茶園にある製茶メーカーはほとんどこのタイプに当ります。特に有名なのは「車順号」ですが、清の皇帝自筆した「朝瑞貢天」という賞状を贈与された、１００年を過ぎでも今も完璧な状態に飾られて、話題となりました。「車順号」並に「元昌號」、「同昌號」、「宋聘號」、「宋慶號」、「鴻昌號」などにも名を知られています。

もう一つのタイプは古き良き長い歴史を持つ時代と共に変化して来た製茶メーカーです。最初は自分用以外に主にチベットなど外地用のためにプーアル茶作りをしました。民国の時代を経て、中華人民共和国初期から国営化され、長い間に行政指令の基に辺境地専用茶と輸出専用高級プーアル茶を作って来ました。その後中国自身も大きく変わり、改革開放など国策にして市場経済により民営化され、今日に至りました。
それらの製茶メーカーは共通していることがあります、様々な激闘の時代を乗り越え、生き延びてきた強い企業である。
勐海茶廠（「大益 」という名のブランド）
黎明茶廠（「八角亭」という名のブランド）
雲南プーアル茶グループ有限会社（「普秀」という名のブランド）
福海茶廠、下関茶廠、　澜沧古茶・・・などなど、今はこれらの企業はそれぞれの産地の中心的な存在で、代表的なプーアル茶製茶メーカーとなっています

九十年代後半、規制緩和により中国経済はさらに自由化されました。すでにほぼ民営化されたプーアル茶企業に働いていた優秀な人材たち、定年になったりなどの何かの理由で独立して自らプーアル茶製茶会社を立ち上げ、後発組的なタイプのプーアル茶製茶メーカーである。プーアル茶バブル後、３０％しか生き延びらなったと言われても、このタイプのメーカーは数多く勝ち取って、古き良きの名門企業と一緒にプーアル茶市場を支えています。 安寧海湾茶廠（「老同志」という名のブランド）朗河茶廠、 双江勐庫戎氏、六大茶山茶業、 古茶山茶業・・・

その三つのタイプのプーアル茶製茶メーカーは９０％のプーアル茶市場を有し、残りの１０％は規模が小さく無名な企業が占めています。これも一つのタイプのプーアル茶製茶会社になり、茶葉の原料と作法を拘って、高品質個性的なプーアル茶を作っています。

あまりにも多すぎで、当店は主要な茶区（四大茶区）を代表する有名なメーカーを中心にして出来るだけ数多く、徐々に紹介してまいりたいと思います。　　　　　　

西双版納茶区ーー天下の勐海茶廠

勐海茶廠は雲南省のお茶生産量を最大規模と誇り西双版納茶区にあり、「大益 」という名のブランドを持つ製茶会社、プーアル業界のトップメーカーである。日本に例えすると伊藤園的な存在です。

長い歴史を持つこのメーカーは１９４０年開業されました、現在の社名になったのは１９８２年でした、意外と最近のことですよね。

中国語が「益」は「いいことがある」という意味をします、「大益」は「とてもいいことがある」、要するはお茶を飲むのは体によい、普通のよいではなく、とてもよいになる、これは「大益」というブランド名の由来だそうです。

今やすっかりプーアル茶の定番となった熟茶ですが、実は六十年代までにはなかったです。１９７３年に勐海茶廠により初めて研究開発されました。日々精進して高い技術力を保つまま、牽引役を務めてきた勐海茶廠は「紅印圆茶」などを含む、数々銘茶を世に送り出して、伝説となりました。熟茶なら勐海茶廠の右に出る物がない。そしてほかのプーアル茶メーカーの生み親と言われています。特に九十年代後半には、ここで技術などを学んだ後に独立した人はたくさんいました。西双版納茶区限らず全雲南省にも知名度ナンバーワンのプーアル茶メーカーとなりました。

沱茶の王者ーー下関茶廠

お椀のような型をする沱茶は清の時代に考案され、臨滄茶区の春先の新芽を使用して作ったプーアル茶です、当時の四川省の沱江という名の地域に始めて販売されたので沱茶と呼ぶようになりました。百年の歴史を持つ銘茶です。

下関茶廠は１９４１年雲南省の大理市に創業され、長い間にモンゴルやチベットに生活している少数民族の為にプーアル茶を作り、販売して来たプーアル茶製茶会社です。

１９７６年に政府の行政指令でヨーロッパなどへ輸出専用の国営プーアル茶製茶会社となり、２００４年に民営化されました。社名も変更して、今は正式な社名は「雲南下関沱茶（集団）股処ﾍ有限公司」となりました。

創業から約７０年の時間を経ちました、臨滄茶区産の喬木型大葉種に拘って、２００以上の商品を開発し世に送り出しました。特に「松鶴」という名のマークに付いてる物が人気が高く、定番商品となりました。「沱茶なら下関茶」と言われ、今は臨滄茶区を代表する最大、最優秀製茶メーカーであります。

大規模栽培型古茶樹を有しーー澜沧古茶有限公司

澜沧古茶有限公司は１９６６年に創業され、辺境地に住む人々がプーアル茶を飲用できるように立ち上げた日本で言う公社的な製茶会社です。当時の社名は澜沧県古茶山景邁茶廠。１９９８年に民営化され、２００６年に今の社名に変更しました。

普諸X市澜沧県にある澜沧古茶有限公司ですが、現在は九つの製茶工場を持ち、思茅茶区の「邦除燻R」と「景邁山」から取れた喬木型の中・小葉種に利用し、年に３０００トンのプーアル茶を生産しています。特にこの景邁山産の原料にした作ったプーアル茶は動脈硬化に有効と言われていますので、最近注目されとても人気が高いです。

国営時代に尽力して来た杜春峄という名の同社の女性社長は、１７歳の時に一般社員として入社し、民営化の時に決定的な役割を果たして社長となり、お茶作り一筋４５年間、確かな腕前と素朴な人柄で人望も高く、「プーアル茶業界十大最優秀人物」賞の一員に選ばれました。彼女導いた澜沧古茶有限公司も色々な賞を受賞されました。高品質で同社の「岩冷」という名のブランドを扱う専門店も増え続けています。今は思茅茶区を代表する中心的な存在となっている製茶メーカーである。

後発組中の優等生ーー勐庫戎氏茶廠

１９９７年双江県茶廠と勐庫茶葉配製場合併し、設立されました。１９９９年雲南双江勐庫茶葉有限責任公司（勐庫戎氏茶廠）と社名変更をしました。

今までマレーシア、台湾、香港向け輸出専門メーカーでしたが、２００２年から国内向けの生産、販売も始めました。熟茶の発酵技術は企業秘密となり、発酵する場所も人に見せることが出来ません、しかし勐庫戎氏茶廠だけは初めて国内のメディアに完全公開を果たし、自社商品の安全性を人々に宣伝しました。

２００３年から有機栽培やオーガニックなプーアル茶作りに力を注ぎ、数多くの高品質なプーアル茶を作り、受賞されました。

２００６年地元の保山茶区から原産する勐庫大葉種（雲南産喬木大葉種の中でもっもと古く質がよいと言われています）に拘って、作り出した新商品「母樹茶」という名のプーアル茶を注目され、話題となりました。この商品のきかけで、より良い茶葉を発掘する重要性を認識され、栽培型野生種の茶葉を限定してプーアル茶作りに辿り着いた、結果として会社の基本体制もう大きく変わり、プーアル茶バブルも乗り越えました。今は保山茶区になくてはならない代表的なプーアル茶メーカーの一つになりました。